セミナー等で話を聞いてもらうための準備と心がけているポイント

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仕事柄セミナーを開催したりする事が多いので、その際気をつけているポイントをまとめてみます。

大学のゼミでの発表など学生さんにも使える内容もあるかと思うので参考にしてみてください。

話を組み立てる順序

ゴールを決める・ターゲットを絞る

一番最初の手順にして一番重要なところです。

ゴールやターゲットを決めずに話の内容を決めるのは目的地を決めずに歩き始めるのと同じです。

「20代の女性にこの商品を買って欲しい」

というような形でゴールとターゲットを決めるとここから先の手順でやることが絞れます。

極力ピンポイントのゴールとターゲットに出来ると尚良しです。

データを集める

先に決めたゴールとターゲットに刺さるデータを集めます。

「20代の女性にこの商品を買って欲しい」と決めたのであれば、その商品を使った方の口コミや商品を使うことのメリットに対する科学的な根拠などを集めましょう。

公的機関のホームページやciniiなどの論文検索サイトを利用すると客観的で良質なデータを集めることが出来るでしょう。

話の流れを決める

先程集めたデータを元に話の流れを決めます。僕がよく使う流れは次の形です。

  • 問題点のなげかけ(例:こんなこと困ってませんか?)
  • 問題点に関するデータの提示(例:実は女性の○パーセントが同じ悩みを抱えています)
  • 客観的な解決策の提示(例:この解決策を使って○パーセントの人が解決したと答えました)
  • 解決策を実施できる自社の商品の紹介(例:これを使えば自然に悩みを解決することが出来ます)

練習しながらブラッシュアップする

先程決めた話の流れに沿って当日の制限時間を測って練習をします。

ここもすごく大切な作業です。僕がきをつけているのは以下の点です。

  • ターゲットの人が理解出来ないだろうと思う表現は使わない
  • 自分が話してて面白くない話は相手も面白くないので練り直す
  • 自分が話していて理解出来ない話は相手も理解出来ないので練り直す

よく意識の高い人が「相手の気持ちに立って話す内容を考えて」と言ってますが、実際のところ他の人の気持ちを100%理解出来る人なんていないので自分の感覚を大切にしていきましょう。

逆に自分でも面白くないなと思っていたり、よく分からないまま話している内容は絶対に伝わりません。

話の流れが固まったら練習しすぎない

今まで誰かが話しているのを聞いた場面を思い出してみてください。

ただ読んでいるだけの人や、覚えてきた内容を話しているだけの人っていましたよね?

その話を聞いていた面白かったことはありますか?

僕は無いです。

読むだけの人は論外として、覚えてきた内容を一生懸命話している人って努力は褒められるべきものなんですが暗唱大会みたいになってしまうんですよね。

そうなると気持ちが乗っていないので伝わってこない感覚がするんです。

話の流れがしっかり決まったら自分が飽きてしまって気持ちが乗らないなんてことの無いように練習はしすぎないようにしておきましょう。

と、言いながらもここは人それぞれの感覚だと思うので「しっかり練習したい!」という方はしてください。自分が納得いく形で行うことがいちばん大切です。

当日のテクニック

質問をして参加者を当ててみる

聞く側がやられると1番嫌なことですね(笑)

ただこれをやるメリットが結構あります。

  • 当てられるのではという緊張感で聞いてもらえる
  • 面白回答が来て場が和むことがある
  • 会場の空気感を掴むことが出来る

また、単純に参加者に簡単な質問の答えを聞きたいだけの時は「○○をしたことがある人どれくらいいますか?当てないので手を挙げてみてください〜」の様に投げかけると手を挙げてくれる印象があります。

慣れてくればその回答に応じて話の組み立てを臨機応変に切り替えることも出来るようになってきます。

反応の良い話を膨らませてみる

これも慣れてきたら試して見てください。

先程の質問をした際に食いつきのいい反応があったり頷いている人が多い話については興味がある人が多い内容ということになります。

当初予定していた話の流れではサラッと流そうとしていた部分でもしっかり掘り下げて話すことで印象的なセミナーにすることが出来ます。

敢えて噛んでみる

これはどうなんでしょう。自分で良いテクニックだと思っているだけで実は良くないかもしれませんが一応書いておきます(笑)

セミナー等を聞いていて少し難しい話が続いた時に眠くなったり集中力が切れてくる経験をした事はありませんか?

僕もそのような経験があったのですが、その時にちょっと難しい言葉を滑舌が追いつかずなかなか言えなかった時に「あっ、噛んだ笑」となり何故かそれを境に集中力が復活したことがありました。

難しい話の間に何か面白い話をして集中力をリセットさせることが出来る話術があればそれが一番だと思いますが、噛んでみるだけでも似たような効果を出せる気がしているので裏技的に使ってみてください。

最後に

よくセミナー等人前で話すことは場数をこなす事が大切だと言われます。

もちろんそれも大切ですが、ただ場数をこなすことで上がるスキルは人前に立つことに慣れるだけだと思います。

自分の中で納得のいく準備をした上で場数をこなす事で人前で話すスキルそのものを上げていくことが出来ます。

準備って何をしたら良いか分からないという方にこの記事が役に立てば嬉しいです!

プロフィール
たのしょー

残しておきたい経験や知恵を置いておくブログです。真面目な時もあればどうでもいい事も書いてます‪‪( ◜ω◝ )‬
趣味:歩くこと、野球観戦、ギター

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