散歩で脳が活性化!認知症予防効果も?

ウォーキング
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毎日朝1時間の散歩をしているたのしょーです🚶‍♀️

仕事の前に散歩をすると集中力を保った状態で1日頑張ることが出来る感覚があります。

逆にどうしてても朝に散歩が出来なかった日はなんとなく気分が乗らず集中出来ない1日になります。

場合によってはその日の寝付きが悪くなることも、、、

この感覚は気のせいなのか、それとも散歩には脳を活性化する効果があるのか。

今回は医師・医学博士の大谷義夫さんの著書「1日1万歩を続けなさい」等を参考に散歩と脳の関係をまとめてみました!

歩くことが脳に与える効果

創造性が高まる

2014年に行われたスタンフォード大学の研究によると歩くことで創造性が60%高まることがわかりました。

この研究では学生を対象に創造性を求める課題を出題しました。

1回目は「白い壁しかない屋内でじっと座った状態」で回答します。

2回目は「屋内でルームランナーを用いてウォーキング」しながら回答します。

その結果ウォーキングしながら回答する際に81%の学生で創造性のスコアが向上し、スコアは平均60%向上していたそうです。

さらに別の実験では歩くことで高まった創造性は一定時間持続することもわかりました。

学生に屋外でウォーキングをしてもらい、その後座って創造性を求める課題を出題したところ少なくとも16分間は創造性が高い状態が保たれていました。

Appleの元最高経営責任者であるスティーブ・ジョブズが歩きながら会議を行っていたのは有名な話ですが、Appleを世界的大企業に出来たのは歩くことによって想像力が高まった結果かもしれませんね。

根気が向上する

何か目標を達成するためには根気強くやり抜く力が必要です。

歩く事は根気を向上させる効果もあるといいます。

その話をする前にそもそも根気が続かない理由とは何でしょうか?

それは「不安」です。

不安を感知する腹側海馬を活性化させたマウスを用いた研究では不安があると根気が続かないことが示されました。

ではその不安を抑制するにはどうすれば良いのか。

そこで登場するのが「セロトニン」というホルモンです。

別名「幸せホルモン」とも言われており聞いたことがある方も多いかもしれません。

海馬から放出されるセロトニンが腹側海馬の活動を抑制し不安を和らげることが研究でわかっています。

そのセロトニンを増やすことも歩くことで叶えることが出来ます。

日中太陽の元で歩くことでセロトニンが増えることが分かっています。

冒頭でお話しした「歩いた日は1日集中力を保てる」というのはセロトニンが増えていることが原因かもしれませんね!

記憶機能が向上する

運動は記憶機能の向上につながることも様々な研究で示されています。

歩くこと(有酸素運動)も全体的な認知機能の向上に効果があることが示されています。

また、北京大学の研究チームがMCI(軽度認知障害)または認知症の人の運動療法について調べたところ「筋トレが記憶機能に効いた」と言うことも示されています。

大谷先生はこの結果を踏まえ「ウォーキングの前後に適度な筋トレを組み合わせれば更なる効果が期待できる」としています。

僕自身は毎日1時間ほど散歩はしていますが筋トレはしていないので少し取り入れてみようかなと思います。

認知症に効く

歩くことで認知症の発症リスクを抑えられることもわかっています。

現在世界中で4秒に1人のペースで認知症患者が増えており、2050年には1億5000万人が認知症になると言われています。

日本はこれからますます高齢化が進み長生きが出来る可能性が高い一方で認知症になってしまう可能性も高くなるでしょう。

スウェーデンのカロリンスカ医科大学の研究によると「週2回以上ウォーキングをはじめとした軽い運動をしている人は、認知症の発症リスクが半減」したと示されています。

アンデシュ・ハンセンの著書「運動脳」によると運動をすることで奇跡の物質とも呼ばれるBDNF(脳由来神経栄養因子)が分泌されます。

これによって脳の神経細胞や脳に栄養を送るための血管が作られることで記憶力や学習機能が促進されるといいます。

私は散歩の際に考え事をしていたりオーディオブックを聞いたりすることもあるのですが、歩きながら考えていたことはよく記憶に残っているなと感じます。

歩き続けることで自分の脳機能が高まっていたのかもしれません。

まとめ

今回は散歩、歩くことが脳に与える効果についてまとめてみました。

楽しく歩くことで脳にも良い影響があるのは嬉しいですね。

みなさんも歩く習慣を身につけて心身ともに元気に過ごしていきましょう!

くれぐれも水分補給は忘れずに!

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